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詰将棋で上達?初心者必見!詰将棋解説

詰将棋は駒の置かれた盤面と持ち駒が提示されています。

その状態から王手のみを繰り返し、相手がどう対応しようとも最終的に相手の王将を詰めれば正解となります。

将棋のルールの反則も適用されるので注意しましょう。

(二歩、打ち歩詰め、行き場の無い駒、千日手)

詰将棋のメリット

将棋はルールを覚えても戦略を知らないと勝つことは難しいです。
初心者は勿論の事将棋を趣味でしている方も詰将棋で勉強することは重要です。

詰将棋は上手く相手の王を詰めるゲームになっているので、
駒の使い方を考えたりすることで実践にも応用は効きます。
また、実戦向きの手筋だけではなく実践では使わない指し方も勉強できます。
これが詰将棋の醍醐味でもあります。

実際に使わない手でも閃きや考える力を身につけるためには必要です。

詰将棋のルール

攻め方は王手の連続

詰将棋のルールとして全て王手をかけないといけません。
なので王手ではない手は基本詰将棋となりません。
また、詰まないような王手は必ず不正解となります。
ルール上回避する手段がなくなった際に詰みとみなしそれまでの手順が正解となり詰将棋が解けた事となります。

最短手順で攻める

詰将棋は3手詰めの様に実際に手数を決められております。
なので無駄な打ち方をしていると、まず正解にはなりません。
最短手順で進めて詰ますようにしましょう。

玉方も最善の手で逃げる

玉方の持ち駒は問題にない駒を全て持っている事になります。
そのため玉方は持ち駒で王を守る「合駒」という守り方があります。
詰将棋の場合はルール上指せる場所があったとしても、詰みと認定された場合は終わりです。
この様な実際打てる手はあるが詰将棋上では意味がない手を「無駄合」と言います。

攻め方は途中で取った駒を使用できる。

攻め方は王手途中で取った駒を使用することは可能です。
問題にも持ち駒を利用しないと解けない問題があります。
取った駒の存在を忘れないようにしましょう。

駒の動かし方や禁じては通常の将棋と同じ。

二歩、打ち歩詰め、行き所のない駒、千日手、動けない所に動く、成れない所で成る
これらは将棋の基本のルールでも違反です。
勿論詰将棋でもルール違反となります。
これらのルールを頭に入れて詰将棋をしましょう。

解き方のコツ

盤面と持ち駒をよく見る

まずは盤面をしっかりと見て何の駒があるかをしっかりと見ましょう。
次に持ち駒を確認してから何手詰めなのかを確認して、攻め方を考えましょう。
大前提として問題をしっかりと見る所が重要です。

詰みの形を覚える。

詰みの形は様々あります。
上記でも話したように実戦向きではない詰まし方も出てきます。
また初心者であればあるほど考えれないパターンもあるので、
初心者は1手詰めから始めることをおすすめします。
詰みの形を覚えていくことが上達にも大きく関わってきます。
慣れてくれば3手詰めや5~7手詰めをやっていきましょう。

玉の逃げ場所を見付ける

問題には、逃げられたらどう足掻いても詰まないという場所があったりします。
それを見極めることが大事です。逆にそれを見付けると初手はほぼそれを封じる手になるので目星を立てやすくなります。

玉方の守備駒を活用する

玉方の駒は守備で攻撃を妨げてきます。
ただ玉将の逃走を防ぐ障害物として役に立ちます。
よって攻め駒や持駒を使って玉方の守備駒を動かし、逃げ場所を封鎖したり移動させて持駒の打ち場所を作ったりするという手は多く見られます。

打ち歩詰め対策

普通に歩を打てば、打ち歩詰めになってしまうため、
それを回避するという傾向の問題は多い。

守備駒を動かしたり、攻め駒の利きを外したりして玉の逃げ場所を作ること。
また、打ち歩詰め対策の王道手筋として不成の手筋というのがある。
これは飛車や角が成らずに、玉を逃がし、
歩を打った直後に駒の利きを弱くしておくことである。
実戦ではまず登場しないが、詰将棋では一種の王道である。

まとめ

この様に詰将棋は奥が深いです。
ルールだけ覚えていざ実戦をしても中々勝つことが難しいです。
初心者はルールの次に詰将棋をすることをおすすめします。
また上級者も詰将棋をすることで、色々な戦略が増えてきます。
最近中々勝てないと言う人は初心に戻って詰将棋してみましょう。
当教室のブログは詰将棋を紹介しています。
是非解いてみてください。

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