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奨励会(詰将棋 7手詰め ①)

今日は休みでした。

将棋に関する情報として、奨励会についてお話したいと思います。奨励会はプロ棋士の養成機関で、まずプロ棋士を目指すにはプロ棋士の弟子となり、毎年8月にある奨励会試験に合格する必要があります。

奨励会には年齢制限があり、小学生の頃からプロ棋士を目指さないと間に合いません。私の感覚として、昔は小学6年生で奨励会に合格すれば優等生でしたが、現在では、小学4・5年生で合格する者も多くなってきています。

奨励会は6級からスタートで三段まであり、四段でプロ棋士となります。6級と言っても、アマチュアの四・五段はないと合格できません。26歳までに四段、21歳までに初段という年齢制限の規定があります。三段になると「三段リーグ」というリーグ戦が半年ごとに行われ、上位2名に入るとプロ棋士となります。なので年間4名しかプロ棋士にはなれません。

とても厳しい世界で、大半は奨励会を退会していきます。近い将来、私の教室から奨励会に入り、プロ棋士を目指す生徒さんが出てくることを夢見ています。もちろん大変な世界なので、本人の気持ちと棋力を見極め、可能性があると判断した場合のみ、お勧めしたいと思います。

今回は7手詰め。比較的解きやすいので挑戦してみてください。

詰将棋の前回解答 ⑴2三桂まで